マルメはスウェーデンで3番目の大きさを誇る都市ですが、正直なところそれほど大きく感じません。人口だけでいうと、東京都の40分の1以下(!)で約30万人。第3の都市で、ですよ。少ない……ですよね?
ところが人口密度は高いのか、マルメ中央駅からバスで15分くらいの我が家までの道すじには、延々とアパートが立ち並んでいます。一軒家がひとつもない!
それほど人がたくさん住んでいるはずなのに、これまでの約20日間のマルメ滞在期間中、日本人に出会ったことはほとんどありません。日本人かな?と思うとだいたい中国人です。
余談ですが、写真にIKEAのトレーラーが写っています。IKEAでは、買ったものを運ぶのにトレーラーを貸してくれるようです。
スウェーデンといえばIKEAですよね。マルメにもIKEAはありますが、街から少し離れているようでまだ行ったことはありません。我が家は家具・食器付き賃貸アパートですが、家の中にはIKEAのものがチラホラ。扉がずれていて閉まらないタンス、あれもたぶんIKEAです。
本当にマルメには日本人が少ないのかどうかは定かではありませんが、近所のアジア食材店に行っても日本米がありません。地元のスーパーにも、長粒米と『Sushi Rice』と書かれた怪しげ&高いお米しか売られていない。
これには困りました。はるばる日本から担いできた味噌や昆布を、どうやってパン食に合わせれば……??
仕方なく、コペンハーゲンのアジア食材店まで遠征して日本米をゲットしました。4、5種類あったうちの中ランク米『Nishiki』アメリカ産。『New Crop(新米)』のシール付き。
日本人の店員さんに聞くと、最上級ランクの『あきたこまち』がお勧めとのことでしたが、 予算のない我が家にぴったりなのは中ランク。さすがに最下位ランクのお米だと、毎食ごとに心が荒みそうですから。
早速、帰宅してから片手鍋で炊きました(日本から持参した炊飯器は、電圧が高すぎるのか使えませんでした)。
Nishiki、おいしいです。
*追記:後日、マルメでも日本米が買える場所がわかりました。
ごパンなるものが売られている昨今、パンに味噌をぬるのが常識の時代が来るはず(?)
ま、せいぜいマヨネーズ味噌にしてぬっちゃう、くらいしか思いつきませんねぇ。
ぬか床を持っていかれたようですが、そちらでも手に入るのですか?
先日柿の皮を干してぬか床に入れたんですが、ものすごい発酵してて。
森林の中を歩いているようなあの踏み応えのように、フカフカでした。
蕪と胡瓜を入れといたのですが、自分が作ったと思えないほど美味しかったです。
ぬか床、おもしろいです。
お陰さまで近日中に、マルメにあるお米販売店へ日本人の方に連れて行ってもらうことになりました。これで今後は高い電車賃払ってコペンハーゲンまで行かなくて済みそうです!
ぬか床はたぶん、こちらにはないんじゃないか、と。たんぼも精米している場所もなさそうだし。無事に入国したアイツ(念のため具体名を避けます。笑)には、今度果物の皮入れてみたいですねえ〜
スウェーデンのキュウリは太いんですが、まあまあ普通に漬かりますよ。ナスやニンジンはいまいちかな、、勢いでパプリカを入れてみたら、すごく美味しいわけじゃないけど珍重されている郷土料理、みたいな味になりました(笑)
>すごく美味しいわけじゃないけど珍重されている郷土料理、みたいな味になりました(笑)
へぇ~、パプリカねぇ・・・。
表現が面白いです。 つい、やってみようって気にさせられちゃいます!
まあ要するに、なきゃないでいいかな、という味ってことなんですけど(^^;)
こちらにはピーマンはない代わりに、パプリカがいつもスーパーに並んでいるんですよ。苦みがなく甘味があって美味しいです。