こちらに来る前、スウェーデンは海が近いからいろんな魚介類がお店に並んでいるんだろう、もしかしたら日本と近い状況だったりして、なんて思っていました。
ところが、地元のスーパーをのぞいてみてビックリ!
お魚コーナーはこんな状態……
ほとんどの魚介類が冷凍か、日本でも見かけるスモークサーモンのような真空パック か、プラスチックケースに入った水煮やペーストなどに加工されたもの。
決して、時化で船が出なかったわけじゃありません。 どこのスーパーもそうだったから。街には魚屋さんも見当たらない。
知り合ったスウェーデン人にどうしてなのか尋ねてみたところ「(スウェーデン人は)魚はあまり食べないの。昔っから。理由はわからないけど。」だって。
えー! イメージとまるで違うんですけど! ましてや彼女はスウェーデンの北部にある Umeå(ウメオ)出身だそうで、サーモンとか鱈とかマルメよりももっとおいしい魚がありそうなのに。
念のため、魚が置いてあるスーパーはないのか聞いてみました。
すると「『Hemköp』(ヘムシュープというような発音) に行ってみたら?」と教えてくれました。ラッキーなことに、そのスーパーは我が家から歩いて15分くらいのところにあります。
あまり期待せずに行ってみると、ショーケースに魚たちがきれいに並んでいました。
これこれ、イメージしてたのは! …でもお肉に比べるとだいぶ高いかな。この日はなんとマグロがあったけれど、並んでいた魚の中で一番高くて1kg 329クローナ=100g 約395円。たとえば豚のひき肉だと1kg 55クローナくらい。
出直すことにしました。
へええ〜〜。意外ですね。レストランなどではどうなのかしら。。
意外でしょう?
街で人気のあるレストランも、ステーキなどの肉料理を売りにしているところが多そう。ただ、サーモンのグリルのポスターを貼っているレストラン(でもその店の売りはステーキ)やレストランのテラス席で山盛りの小エビのサラダを食べている人(もしかしたらこの人は観光客で、海が近いんだからシーフードが食べたい!と思っていたのかも)は見かけたことがあります。