スーパーで見つけた北欧デザイン

Supermarket自費留学中という事情により基本的にいつも財政の厳しい我が家では、できるだけ生活費を抑える努力をしています(汗)
とはいってもケチケチしすぎて心が荒むのは逆効果なので、メリハリをつけるのがベター。抑えられるところは抑えましょう、ということで、普段行くスーパーは選んでいます。例えば同じメーカーの同じパンでも、スーパーによって値段が数クローナ違ったりするので、ここは厳選が必要です。
我が家の御用達は、主に『Hemköp』と『Willys』。この2つ、実はどちらも Axfood という企業の傘下にあるチェーン店です。

何度も同じスーパーに通ううちに、パッケージがお洒落な食品が結構あることに気付きました。
下の写真は、レバーペーストの風味違いのもの三種。

Leverpaste

お茶のパッケージは、ちょっとインドをイメージさせるような模様がサイドに入ったデザイン。

Tea

ニシンの瓶詰めに貼られているのは、ゼッケンを付けた魚のラベル。味付けによってゼッケンの色と番号が変わります。

Sill

さすが北欧デザインの国!……と思いながらよく見ると、目に留まるお洒落な食品にはだいたい同じ『G』のマークが付いています。
(下写真で手に持っているのは片栗粉、青いパッケージは小麦粉です。)

Mjöl

これは『Garant』という食品会社のマークだったんですね。調べてみると、実はこの Garant も Hemköp、Willys と同じ傘下にある会社でした。

同じ Garant ブランドの Fil(飲むヨーグルトのようなもの)でも、写真左側の通常のものに比べて右側にあるEkologisk(オーガニック)のものにはそれらしいデザインが施され、工夫も伺えます。

Fil

Eldoradoこの Garant シリーズ、きちんとデザインされていて見た目がお洒落なのに、値段も高くはないんですね。目にもお財布にも優しい。こうでなくちゃいけません。

Garant と同じ傘下にもうひとつ、さらにお安めのブランドがあります。『Eldorado』がそれですが、こちらはどの食品のパッケージにも同じ書体を使い、同じテイストのデザインで統一しています。
デザイン自体も悪くはありませんが、同時にそのデザインのシンプルさが値段の安さも醸し出していてわかりやすく、成功しているパッケージと言えるんじゃないでしょうか。

Garant日本では北欧といえばデザインが取り上げられがちですが、実際に生活してみると Garant ブランドのように考えてデザインされているものもあれば、とんでもなく『?』なセンスのものも同じくらいあるように感じます。

どんな国で作られたものであっても、きちんとデザインされたものは見ていて気持ちよく、手にしたくなるもの。気付けば我が家の台所は Garant に占拠されつつあります。

 

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