スウェーデンへ来て驚いたのは、スーパーのレジ係からお年を召したおじいちゃんまで、これまで出会ったほとんど全ての人が難なく英語を話せたこと。
だいたい一度はスウェーデン語で話しかけられるのですが、こちらが「?」という表情をした途端、流暢な英語に切り替えてくれます。
なんでそんなにみんな英語が上手なの?とあるスウェーデン人に聞いたところ、「幼稚園の頃から習ってるし、テレビでも英語の番組をよくやってるからじゃない?」ということでした。
確かにテレビを見ると、アメリカやイギリスの番組がかなり頻繁に放送されています。しかもそれらは全てスウェーデン語の字幕付き。日常的にこんな環境があれば、スウェーデン人の彼が言っていたように英語の勉強になるかもしれませんね。
スウェーデンに住む方々の素晴らしい英語力のお陰で、サバイバル・イングリッシュが話せればこちらへの旅行や生活は一応できます。
とは言っても、街中の看板や商品名などスウェーデン語で表記されているものが多いので、読めたほうが断然便利でしょう。また現地の方とより親しくなるためにも、スウェーデン語ができたほうがよいに決まっています。
スウェーデン語はドイツ語に似ていると言われているようです。まあドイツ語もできない私には、いずれにしてもチンプンカンプンなんですが。
そもそも、『スウェーデン』のことをスウェーデン語(=Svenska スヴェンスカ)でも『Sweden』と書くと思っていたのに、違うんですよ。『Sverige』が正しい綴り! 私はちっとも知りませんでした。発音は『スヴェリエ』。『スヴェリゲ』ではないんです。
写真のオレンジ色の文字、なんと読むかわかりますか? 『キクリング』ではなくて『シクリング』、鶏肉のことです。『K』はカ行の発音をしないことが多いんですね。
数字の『7』の綴りは『Sju』。もうこれは音にすらできない。。『フュー』というような発音です(スウェーデン語の1〜20の発音は、こちらで聞けます)。
こんな風にまず読み方でやられました。発音やイントネーションが英語とは違うのに、下手にアルファベットだから余計に混乱するんですよね。
これは誰かに習わなくちゃ全然ダメだ、と思ったのですが、私は残念ながら滞在期間が1年未満なので、移民のために用意されている無料のスウェーデン語学校(SFI)に通うことはできません。でもなんとかしたい!と思い語学学校を探しましたが、、、高い。受講料が数万円するクラスしかない。
そんな予算は我が家にはないので、大学で学生が開講している無料のクラスに参加することにしました。大学まで自転車を飛ばして3〜40分かかりますが、語学力と体力アップのために通い続けたいと思っています。
次回お会いする時は、ウエストと同じくらいの周囲がある大腿部になっていることでしょう。
見たいような見たくないような・・・うーーーん!
その前に寒さにくじける可能性もあり。まず精神力から鍛えないといけないかもしれません。
ちなみに愛車は、マルメ市のオークションで落としたボロいママチャリです。。