生活に密着した部分で「面白いなあ」と感じることがよくあります。
中でも生活とは切っても切れない『スーパー』は、衝撃の宝庫。今ではだいぶ慣れてきましたが、マルメで生活し始めた当初は「?!」と思うことがよくありました。
まず気になったのは、買い物カゴ。
日本では腕に掛けて使うカゴか、ガラガラと押して使う大型のカゴをよく見掛けますが、マルメでは『引きずる』タイプが主流。日本と同じようなカゴも用意されていますが、多くの人が選ぶのは引きずるタイプ。
日本人の私としては、食べ物を床、それも土足で歩く場所に置いて引きずる、なんてことはカゴ越しとはいえ何となく抵抗があるのですが、確かに楽は楽です。
もっとしっくりこないのが、値段表示。野菜や肉は基本的に1kgあたりいくら、と表示されているものが多くて、たとえばキャベツ1個とかネギ1本いくら、という表示はほとんどありません。
野菜1個あたりの重さなんてわからないので、カゴに入れたキャベツの値段はレジで知る、といった具合。秤が設置されているスーパーもありますが、いちいち計るのも面倒くさいですよねえ。
たとえば、写真の左側2つは袋詰めされたパプリカ1袋の値段ですが、右端のは1kgあたりの値段です。こんな状態になっていると、ぱっと見どちらがお得なのかさっぱりわかりません。
未だに野菜の値段感覚がつかめないまま買い物しています。
でも考えてみれば、量り売りのほうが無駄が出ないし合理的ですよね。農家から出荷するときにも、規定外の野菜が少なくて済むでしょうし、エコな方法と言えそうです。
肉のパックが巨大。これにも驚きました。1kgパックは当たり前で、写真の豚ひき肉は2.2kgパックです。いったい何日で使い切ることやら……
ちなみに肉も値段表示は1kg単位で、各パックごとの値段表示はないことがほとんど。野菜と同様に、自分が手にしたパックがいくらなのかは一目見ただけではわかりません。
もうひとつ、どうでもいいけど未だに謎なこと。
野菜の中でキュウリだけは、何故か1本ずつピッチリと包まれています。これはどこのスーパーでもだいたい同じ。なぜ包む必要があるのか??
わざわざスウェーデン人に聞いてみる程のことでもないので、余計に気になって仕方ありません。
ハワイのマクドナルドのハンバーガーが日本のより一回りおおきかったり、子供のころアルゼンチンで暮らしてた友達(日本人)のお肉を食べる量が半端無いのに驚いた事がありましたが…逆の視点に立てば、日本の肉の小ささに驚くんでしょうねぇ(^q^)
ところ変われば、当たり前も変わるのね…おもしろい(^з^)-☆
きっと肉料理中心の国から日本に来た人は、スーパーの肉のパックを見て「小さっ!」とか思うでしょうね(笑)肉の値段も日本では100g単位で表示されているから、スウェーデン人が日本に行ったらしばらくは今の私のようにしっくりこないと思います。
実に実に面白いね!! きゅうりは本当に面白い!(´∀` )
でしょう? 当たり前のようにやってるけど、客観的に見ると「?」なことのほうが面白いですよねー! そういうのがスーパーにはたくさんあります。
ピッピの国の長く暗い夜をモノトモセズお元気な様子、なによりです。
なるほどこのキャリーバッグ式の買い物籠は珍しいですね。初めて見ました。われわれの感覚では、食べ物をフロア近くで引きずるのは抵抗がありますし、棚から取った物を「投げ込む」感じなのもどうですかね、それにこのまま外へ出てしまいそうになるし(オイオイ)。
野菜や果物の量り売りというのは合理的だし、すぐに慣れますよ。キュウリをラップで巻いているのは、主夫の勘では単に鮮度を保つためと思います。フランスやスペインのスーパーではレジの人はみなさん椅子にかけてましたけど、そちらはいかが?
m’amourさん、コメントをありがとうございます!
スウェーデンでもレジの人は椅子にかけていて、ほとんどの人が「Hej(ヘイ=こんにちは)」と挨拶をしてくれますよ。
キュウリはきっとそうですね、鮮度を保つためですね。でもなぜキュウリだけなんでしょうねえ、、
野菜の量り売り、たしかに合理的なんですよね。『1個いくら』だと出荷する野菜の大きさを揃えるために農家で無駄が出たり、買うほうもより大きいもの、より重いものを選ぶので、そこでも無駄が出たりしますよね。まだ慣れなくて苦労していますが(汗)、慣れさえずれば量り売りのほうがよいと思います。