台所に付いているIKEAの照明が故障したため部品が必要になり、とうとう本拠地スウェーデンのIKEAへ行くことになりました。マルメのIKEAは、マルメ中央駅からバスで30分くらいのところにあります。街から少し離れた、郊外型大型店舗が集まっている場所です。
建物の前と内側にも駐車場があって、かなりの台数の車が停められそう。この日は平日だったので混んでいませんでしたが、休日はこの駐車場がいっぱいになるんだと思います。あるスウェーデン人が「あそこは人が多くて疲れるから行きたくない」と言ってたくらいだから。
店内へ入ると、まあだいたい日本のIKEAと同じ様子です。ただ意外なことに、日本よりも物が多くて雑然とした感じがしました。
「IKEAも確かにデザインは悪くはないけど、ちょっとねえ…まあニーズは多様化しているので…何とも言えませんが」とマルメにある洗練されたスウェーデン家具を扱う店の店員が言っていましたが、実際に見てみると、やっぱりIKEAは日本でいうところの『ニトリ』かな、という印象。
もしかしたら日本のIKEAも同じかもしれませんが、テレビやテレビ込みのオーディオセット家具の販売に力を入れていたのも意外でした。お陰でテレビコーナーのうるさいこと。
スウェーデンにある店では大抵、音が流れていないので静かで快適なんですが、IKEAのテレビコーナーは写真のようにおしゃれっぽくまとまっているのにまるで日本の家電店のように騒々しくて、とても違和感を感じました。
興味深かったのが台所コーナー。いろんな種類のガス台や電子レンジ、蛇口などが並んでいて充実しています。日本のIKEAもこんな感じでしたっけ??
台所まわりをシミュレーションするためのPCもたくさん並んでいました。流し台などセット販売しているものも多かったので、それらを買わせるためのIKEAの作戦(?)かもしれませんねー
IKEAでは部品を買うことと、もうひとつ目的がありました。それは、ミートボールを食べること。スウェーデンに来て以来、食べられる場所が他に見当たらず、未だに食べたことがなかったので。
でも思ったんですが、日本のIKEAでミートボールを食べたことはないけれど、たぶん味は一緒でしょうね、、なぜなら、レジ付近にIKEAオリジナルブランドの食料品コーナーがあって、その中に冷凍ミートボールもあったから。IKEAのミートボールは全世界同じ味なんでしょう。
買いたかった部品はどうなったかというと、「IKEAでは部品は扱っていないので、照明器具まるごと買ってください」と超非エコロジーなことを言われたので、別の店で調達しました。結果的に必要だったのは、たった3クローナ(=約40円)のヒューズだったんですけれどね。これも意外な一面でした。
「Hejdå(ヘイドー=さようなら)!」
今度はまたいつ来るかなあ。
三郷のIKEAで買ったミートボールはクリームソース(ホワイト)でした。
それにしても、一皿のミートボールの量が多い(*_*)
日本でもミートボール、売っているんですね! マルメにあるIKEAのミートボールは8個、12個、16個から選べるようになっていました。写真のミートボールは真ん中の12個です。