先月の『Vårt Malmö』(マルメ市が発行している月刊新聞)に、こんな付録が付いていました。
『Hundkarta med hundstadga(犬の地図と犬に関する規則)』。
マルメでは犬の散歩をしている人をよく見掛けますが、そんな飼い主のために『犬を繋がないといけない場所』や『犬の遊び場』、『犬の休憩所』などが記された地図が載っています。
犬を連れている人よりもたくさん見掛ける気がするくらい、犬専用の遊び場はあちこちにあります。金網で囲まれた遊び場には、御丁寧にビニール袋と『落とし物』を入れる箱まで用意されています。たぶん、定期的に業者が回収しに来るんでしょうね、よくできています。
犬の散歩をする姿は見掛けても、建物の中に入っていたり電車やバスに乗っている犬はそれほど多くは見掛けない気がします。その辺はある程度規制されているのかもしれません。以前ドイツに行ったときには、犬が人間と同じように大人しく電車に乗っていたりして感心したものですが。
ちなみにスウェーデンの犬もドイツの犬と同じようによくしつけられていて、うるさく吠えたりしません。
マルメでもうひとつ、よく見掛けるのが『イクメン』。
メディアを通じて、北欧でのイクメンの活躍ぶりをご存知の方も多いかもしれません。
男性が乳母車を押す姿が当たり前のように日常に馴染んでいる、というよりもむしろお父さん自身が楽しんでいるような気すらして、いいもんだなと思います。
『パパ友』同士の交流もあるようで、乳母車を並走させながら街を散歩していたり、カフェでお茶していたりもします。
以前、あるポーランド人男性が「スウェーデンでは男性が赤ちゃんの世話をしているのをよく見掛けるけど、いいと思うな。ポーランドでは女性が世話をするのが普通だから、やりたくない、という人もいるかもしれないけど」と言っていました。スウェーデンのイクメン、日本やポーランドは見習うべきかもしれませんね。
おもしろいです。わたしも確かにイクメン見ます。
みなぎさん、コメントをありがとうございます!
イクメンにはイケメンが多いと思いませんか? イケメンに見えてしまう、という場合もあるかもしれませんが。。