Malmöでうまい魚が食べたい!

Fiskrökeriスウェーデンへ来てから、日常の食卓にあまり魚が並ばなくなりました。
スウェーデン人に話を聞くと、普段は魚より肉を食べると口を揃えて言うのですが、それも何となくわかるようになりました。マルメの街中では魚屋さんをほとんど見掛けないし、生の魚が置いてあるスーパーも限られているので買いにくい、ということもあると思いますが、魚と比べて肉のほうが全体的に値段が安め、というのが肉食中心社会である一番の理由かもしれません。

久しぶりに美味しい魚を食べようと、友達に頼んでマルメにある魚屋さんへ連れて行ってもらいました。
マルメ中央駅からバスで2、30分行くとLimhamn(リンハム)という町に着きます。ここにあるのが目的のお店『Fiskrökeri』。以前の記事で紹介したLomma(ロンマ)にある魚屋さんの姉妹店です。

Fiskrökeri

店内は、魚が並ぶケースの正面に椅子とテーブルがいくつか並べられている造りで、Lommaのお店より若干小規模です。
早速本日のランチ『サーモンのマリネ』をオーダーしました。

Marinated Salmon

ディル(スウェーデンの魚料理に欠かせない香草)風味のマスタードソースがかかっています。ちょっと甘味も効いていて、日本の魚料理にはない味。美味しくいただきました。

Smoked fishスウェーデンでは燻製された魚を普通に食べるようで、スーパーなどでもよく見掛けます。ケースの写り込みでわかりにくいですが、写真左はうなぎ丸ごとの燻製、その右が鮭、さらに右奥が鯖の燻製です。鯖はハーブでいろいろな風味にしてあるものをよく見ます。

実はここの店名である『Fiskrökeri』は『魚の燻製場』という意味で、ショーケースには燻製も並んでいたのですが、せっかく新鮮そうな魚があるのでそちらを買って帰ることにしました。

Fiskrökeri

Herringが、肉に比べるとやはり高い、、
私の前に買い物をしたお金持ちそうなおばさまは、こちらでよく見掛ける大きなカレイの切り身を大人買いして1kg分(!)計ってもらい、数百クローナ(数千円)支払っていました。
けれど私は、おろしたてで新鮮そうなニシンをかわいらしく300gほど購入。値段も肉と同じ位でお手頃な1kg59クローナ(約860円)。
でも、いくら新鮮そうとはいえ刺身ではいけない(たぶん)のが残念なところ。蒲焼き丼にして美味しくいただきました。

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