ウクライナ出身のUさんが、きのこ狩りに誘ってくれました。
彼女は小さい頃からお母さんに連れられて、地元できのこ狩りへ行っていたそうです。
マルメから北へ30分ほど自転車で走り、林が広がる場所に到着。
スウェーデンの森は、散歩やきのこ狩りなどのレクリエーション目的であれば基本的に自由入ってよいことになっているらしく、この日も犬を連れて歩いたり自転車で走り抜けたりする人を見かけました。
中に入って行くと……ありました! 写真中央に写っているのは、食べられるきのこ。
Uさんによると、傘の裏側がスポンジ状になっているのが食べられるもので、ひだになっているのはダメとのこと。日本でお馴染みの椎茸や松茸は裏がひだだけれど、この辺りの『ひだ』は食べられない種類、ってことなんでしょうか。
この日一緒に行ったイギリス出身のEさんは、きのこ狩り初心者。それなのにUさんには放っておかれるし、林の中は日陰で寒いしきのこはなかなか見つけられないしで少々ご機嫌斜めな状態に。
風邪を引いても困るので、いい加減に切り上げて暖をとることにしました。
ちょうど林の向かい側にゴルフの打ちっぱなしとゴルフコースがありました。
さすがはイギリス出身のEさん、すでにチェック済みだったらしく、彼女によるとコースを回るのにかかるのはたった150クローナ(約1800円)という話。たぶんこれは学生料金のことだと思うけれど、それにしてもすごく安い!
一方ゴルフのことをほとんど知らなかった様子のUさんは、打ちっぱなしをしている人を見て「ゴルフって、、うーん、、なんでやるの?」と無邪気に質問。かわいらしくて思わず笑ってしまいましたが、生活してきた環境によって知識ってかけ離れるものだなあ、と改めて実感も。
クラブハウスにはカフェがあったので、ホットチョコレートとパンケーキをオーダーしました。
生地にベーコンを混ぜて焼かれたパンケーキ(というよりも、これはクレープです)は、こけもものジャム付き。ジャムはもちろん甘い。
こういう組み合わせ(塩味系に甘味をトッピング)が大好きな私は、喜んで平らげました。ご機嫌斜め気味だったEさんも「私は端っこのカリカリしたところが大好き!」と笑顔に。ヨカッタヨカッタ。
ちなみにゴルフのプレイ代は日本とは比べ物にならないくらい安くてもクラブハウスは別らしく、パンケーキは100クローナ(約1200円)くらいしましたよ。パンケーキにあと50クローナ足せば1コース回れるって、バランス悪くない??
ところで、きのこ狩りの結果はというと……たくさん採れました。が。
実は右半分の色の薄いほうは、食い意地に負けてうっかり食べるとひどい目にあうきのこだったんです。
なぜそれがわかったかは……ヒミツ(笑)
ひどいめって、、、気になるぅ〜
消化器系がやられ、ネット上には載せられないような大惨事になる、、、らしいです(汗)
きのこ美味しそう!!!
しかもきのこの形や色がいかにもヨーロッパなデザインと言うか(笑)、
かわいいですね!
でも食べるなと言われると食べたくなるぅ・・・。
でしょ? 食べちゃいけなかったほうのきのこは、松の根元にいかにも「おいしいよ〜」って顔して生えていたんですよ。
きのこって侮れないヤツです。椎茸や松茸を発見した人は偉い!
どちらかと言うと左側の方がアブナイ感じがするんですけど。
なぜわかったかヒミツってことは・・・実際体験されたとか?
きのこも外見で判断しちゃいけないみたいです。。
焼いたきのこを噛みしめた途端にほんのり甘〜い香りがお口に広がり、「秋だねえ」なんて悦に入ってると、忘れた頃に『毒』が本性を現す、、という目にあわないように、よくよく注意しなきゃいけないってことを今回学びました(苦笑)
> 噛みしめた途端にほんのり甘〜い香りがお口に広がり、忘れた頃に『毒』が本性を現す・・・
いいな、それ。 そんなオンナになってみたい (注:あくまでも仕事上^^)
あ、私、人生勉強もしていたんですね (゚ロ゚;) きのこ、ますます恐るべし!
こんな景色のところでゴルフしたら、気持ちいいでしょうね!
北海道のゴルフ場には、たまに白いきのこが生えていて、ボールと間違えることがありました~!
marikoさん、コメントをありがとうございます!
ここは北海道よりももっと緯度の高いゴルフ場ですが、きっとmarikoさんと同じような経験をしたプレイヤーはいると思いますよ…向かいの林には白いきのこも生えてましたから。